HDR-CX430V

についてレビューと感想を書きます

昨年の10月嫁が妊娠したので子供の記録の為に購入
当時の価格COM最安値店が
家のすぐ近くで店舗販売もしていたという幸運に恵まれ
¥36,000円で購入
(動画投稿用に欲しかったというのは内緒)

初めて続きを読むを使わせていただきます 

約9年使用しましたが、故障もなく非常に便利ですし画質もいいです



また、今なら中古品が2万円しないのでお買い得です





内容物のうち説明書以外の物

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右下から順に紹介していく

HDMIケーブル

テレビなどに繋いで視聴しますが、あんまり長くない
よくテレビに繋いでみるなら1m以上の延長ケーブルが有ってもよい
テレビ側はHDMI Type A
カメラ側はHDMI Micro Type D


USB延長ケーブル

パソコン等に映像を取り込む場合は以下の画像の
本体のストラップ部に内臓されているUSB端子を使用するのだが
コレが本体のデザイン上短いので延長ケーブルが付属している
(他のUSB2.0延長ケーブルでも可)

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電源駆動 兼 充電ケーブル

本体の充電端子スロット専用品
バッテリーをカメラに装着した状態でケーブルを接続すれば充電される
充電状況はLEDの色で表示される
レッドは充電中   グリーンになったら充電完了
電源ケーブルの出力は8.4Vの1.7A

また、この電源ケーブルからの給電のみで撮影可能なので、
不意のバッテリー切れや、屋内での定点撮影時に便利である

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標準バッテリー

付属のバッテリーはNP-FV50のみ
高画質設定且つ光学手ぶれ補正機能ON状態で
約2時間ぐらい撮影可能
旅行時・運動会など長時間撮るには絶対に容量不足

別売りの充電器を買う必要性は低い
ビデオを個人が使用するシーンは、運動会や旅行だと思う
そうなると大抵は2時間以上使用するので
そうなると付属のバッテリーでは絶対に持たない
とにかく購入時に必ず大容量バッテリーの買い足しが必須

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ビデオカメラ本体


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本体色は落ち着いたダークブラウン
半光沢なので手垢は目立ちにくい
しかし塗装が弱いので
雑に扱うと簡単に傷が付く

正面


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電源を入れた状態で軽く揺すると
レンズがブレを補正する為に動くのだが
この動きがなんとも面白い

後部

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録画ボタンと通知LEDだけと言う
シンプルな後部
録画ボタンの押し間違え防止に一役買っている

上部

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上の専用端子は、別売りのガンマイクやライト等のオプションパーツ用
後で書くダメな点で、スマホアプリ等でカメラを操作したり
wifiでのデータ転送をするアダプターもココに取り付けられる
ズーム操作と写真撮影ボタンのみで、これまたシンプル

持つとわかるが、写真撮影ボタンが非常に押しにくい
しかし、写真の画質がよろしくないので使う事は殆ど無いと言っていい

下部

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バッテリー取り外し用のスライドスイッチと
三脚用のねじ穴

液晶パネル

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パネル光度を明るくしておけば
晴れの日の野外でも普通に見れるが
流石に真夏のカンカン照りだと多少見にくい

サイド部分

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電源ボタンと、再生メニューを呼び出すボタン
その横のフタを開くと以下の様になっている

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テレビやモニターに出力する際のmicroHDMI端子
マイク3.5mmジャック
ヘッドホン3.5mmジャック
SD&メモリースティック両方対応スロット



本体について、もう少し書く

機能や撮影モードの変更等の操作をタッチパネルで行うので
外観がシンプルな作りになっていて好印象だ

しかし残念な事にタッチパネルが感圧式
とは言っても昔の感度の悪いパネルと違い
軽いタッチで反応するので気にはならない

手に持った感触は手のひら部分のプラスチックが
滑りにくいよう凹凸のある形状なのでいい

重量は、標準のバッテリー付で370グラム
他社のはもっと軽い製品も有るが
素人がビデオカメラを使う場合に起こる『手ぶれ』だが
実は軽すぎるカメラは手ぶれの原因になりやすいので
多少重みを感じる位が上手に撮影出来る

『軽さよりも、手ブレ低減機能を重視』がカメラ選びの1つのポイント


手ブレについて書いたので、
このビデオカメラの最大のセールスポイントである
独自の光学式手ぶれ補正機能 を紹介したい
このカメラは揺れを感知するとレンズ部分が動きブレを相殺する仕組みで
ビデオカメラ初心者でも殆どブレが無い撮影が可能
また徒歩で移動しながらの撮影時もブレをかなり補正してくれる

映像について

最高画質だと1920×1080で60fpsでの撮影が可能 (1080pとかフルHDと呼ばれる画質)
音声はドルビーデジタル5.1chとステレオが選べる
ファイル形式はm2ts (設定でmp4形式にも出来る)
記録時間に関しては画質設定次第で大きく変わるので
購入を検討中で記録時間を詳しく知りたければ
後述URLから説明書をダウンロードして確認可能

当然の事だが、高画質設定や5.1ch音声にすると
記録データ量が増えるので、録画可能時間は短くなるので
『綺麗な映像で残したい』と思うのであれば
記憶容量アップは必須なので、32GBのSDカードを購入しよう

撮影した後の事

容量が一杯になったら当然の事ながら撮影した映像データを
DVD・ブルーレイやHDDに移動orコピーしなければならない
対応したSONY製レコーダー若しくはPCに映像データを移す事が必須

これは何処のメーカーのビデオカメラも全て同じで、
カメラ1台で映像管理は出来ない時代になったのだ

PCもレコーダーも持っていないならば
ビデオカメラと同時に買う必要がある事を念頭に置いて欲しい



個人的判断による良い所・悪い所

 良い

・超強力な手ぶれ補正
・起動して録画までが速い(パネル開いて5秒以内)
・mp4での録画モードがある
・優秀な風切り音低減(場合によっては入る)
・光学30倍ズーム
・タッチパネルによるフォーカス
・結構広角なレンズ
・32Gメモリー内臓
・3.5mmタイプのマイクが使える
・PCで使う専用ソフト「 PlayMemories Home 」が優秀
・1080pの60fpsで録画できる

 悪い

・付属のバッテリー容量が少ない
・写真も取れるが、画質が悪すぎる(スマートフォン以下)
・スマイル検知による自動写真撮影いらない(画質が悪い)
・GPSは不要
・スマホをリモコンにしたりPCにデータ転送するwi-fi機能が無い
 (別途オプション品のwi-fiアダプターを購入しなければ成らない)
・PCとの接続がUSB2.0なので転送速度が遅い


その他を説明しても長くなるだけなので公式サイトのリンクを掲載

公式サイト
http://www.sony.jp/handycam/products/HDR-CX430V/index.html
 
説明書ダウンロード先(pdf)
http://www.sony.jp/ServiceArea/impdf/manual/44572180HDR-CX430V.html
 

総評

内臓メモリーが32Gあり同梱品だけで撮影可能だが
付属バッテリーの容量が少ないので
純正であれ互換品であれ容量の多いバッテリーが必須



価格コムの質問掲示板等では、他メーカー(特にパナ)と比べて
映像の鮮やかさが劣ると言われているが
実際に外や室内(暗所も含む)で撮影した映像を見て
そのように感じたことが無い
簡単な話、鮮やかにしたければ
テレビかモニターの映像設定をいじればいい

wifiを利用したデータ転送機能が標準装備されていないので
PC等にデータを移す際のUSB接続かSDカードリーダーしか選択肢が無い
どちらにしろPCへの移動はUSB2.0規格の転送レートなので遅い
しかし実際はPCに繋いで転送中は、本を読んだりしてるので
wi-fi機能の為に、オプション品を買う必要も無かった

PCで使えるソフト「 PlayMemories Home 」については
非常に便利でインターフェースが直観操作ができる様にデザインされている

・録画ファイルの視聴
・メニュー付のブルーレイ&DVDディスク作成
・m2tsファイルをh264のmp4ファイルへ変換
・youtubeや他動画サイト等への投稿もソフトから可能

よっぽどのパソコン初心者でなければヘルプを見なくても操作できる
但し、低スペックなPCだと再生すら出来ない

PCで複雑なファイル操作やDVD作成等の経験も知識も無いド素人
推奨のSONY製レコーダーを買いなさい
PCが家に有ったとしても
YAHOO知恵袋や価格.COMで使い方を一から聞く様な無知蒙昧を晒すべきでは無い


ともかく買った後の事が大変なイメージは有るが

空間光学手ブレ補正

この機能は本当に凄い
ビデオの撮影に不慣れな一般人ならば
この手ぶれ補正にはかなり驚くと思う
綺麗に取れる事に喜びを覚えると
自然と撮影頻度が高くなる




最後に、このモデルはすでに生産終了になっており、新機種が発売されている
ちらっと調べた所、新機種の方がコストカットの為か性能が落ちてるとの評判